生命保険信託①

生命保険信託①

 

大切な方に遺すその保険金。受取人はあなたが思っているように使うことができるでしょうか?

 

「保険に入ったからもう安心」と思われる方がほとんどですが、残念ながら実際にはこのような事例があります。

80代の父親の介護をしている50代のAさん。一人っ子で母親も他界し、父親の世話はAさんが一人で担っています。自分が先に亡くなってしまった時を心配して、保険の受取人は父親にしています。しかしAさんが交通事故で亡くなった時、父親は認知症になっており自分では保険金の請求すら出来なくなっていました。

 

大切な家族のために遺す生命保険金を、確実に届けるために活用できるのが生命保険信託です。

生命保険信託とは、万が一があったときの死亡保険金を信託銀行等が受け取り、契約者と生前に約束した方法でご親族(受益者)金銭をお届けする方法です。生命保険を活用することで、支払った保険料よりも大きな金額を遺すこと(財産創出機能)ができ、また死後も決められたとおりに金銭を管理すること(財産管理機能)ができます。

また受益者の手続きをサポートする「指図権者」を設定できます。

 

例えば、お子様に障害があってお金の管理に不安がある方は

「息子の世話をしてくれる妹(息子の叔母)に毎月10万円を届ける」「妹が亡くなったら姪に届ける」というように細かく決めることができます。

 

特に大きな財産を遺したい場合、また受取人に障害があったり、金銭管理能力に不安がある場合に生命保険信託は有効です。

 

注意したい点としては、ある程度健康でないと契約ができないということです。生命保険信託は生命保険がベースになります。健康に不安がある場合には生命保険の加入が難しくなるため、生命保険信託も健康なうちに検討することが重要です。

 

相続対策においては、生命保険信託だけでは補完できない財産もあります。信託、成年後見、そして遺言。それぞれに精通した専門家の揃う当法人にぜひ一度ご相談ください。

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